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2005年11月の24件の記事

2005年11月28日 (月)

ミヤギ老人

映画「ベストキッド」のミヤギ老人役でおなじみのパットモリタ氏が亡くなった。「ワックスかける、ふきとる」よくマネしました。鶴のポーズもよくやったもんです。日本人が無くした古きよき日本人の寡黙さ、粘り強さ、正義を愛する心などをアメリカ人に伝えてくれました。感謝です。合掌。

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2005年11月27日 (日)

ジャパンカップ

すごいレースだった。タップダンスシチーの捨て身の逃げが超ハイペースを作り出した。中段の外目からホームのチャンピオンの意地を賭けて抜け出すゼンノロブロイ。アルカセットと馬体が合って、捕らえたと思った瞬間、名手デットーリが右ムチを2発。アルカセットが魔法のように伸びるところを今度は手綱で思いっきり押す。内からハーツクライが馬群をこじ開けてせまってきたが、時すでに遅し。デットーリがJC3度目の戴冠を果たした。それにしても凄腕。地元のエース武豊ですら1回しか優勝していないこのレース、すでに3度目の優勝。もちろん鞍上の指示に応えたアルカセットもエライけど、シングスピールではファビラスラフィンの猛追をかわし、ファルブラヴに到っては、まったくの人気薄。飛行機事故から奇跡の復帰を果たした不死身の男は、やはりすごい。そして、今回は世界最速クラスのレコード決着。2分22秒1は、とても破られないと思われた平成元年のホーリックスのレコード(当時の世界レコード)を遂に更新した。やはり欧州のトップジョッキーの勝負に賭ける気迫は、素晴しい。デットーリは馬が走らないと自分が背負って走りそう。

men 今日で今年の府中開催も終わり。美しい武蔵野の夕暮れと世界から集まった勇者たちのレースの余韻につつまれて、競馬場を後にした。こういうレースが見られるから、競馬はやめられないのです。来年も美しいこの府中のターフで素晴しいドラマと出会えますように。

(写真は府中名物きねうち麺。今年の食べ収めかな?)

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2005年11月24日 (木)

オペラ座の夜

B00005GKOR 今日11月24日は、フレディマーキュリーの命日だ。カセットテープをひっぱりだしてきて、オペラ座の夜を聞いているところ。クイーンは何度かスタイルチェンジを行っているが、その最初の「変身」のアルバムじゃなかったかな?個人的には、「クイーンⅡ」と「ザ・ゲーム」が好きだけれど、やはり命日にはボヘミアンラプソディ。お供はボウモアだ。フレディはルイロデレールの「クリスタル」(田中康夫もこのシャンパンを愛好、ちなみにモエシャンドンじゃないのが残念)を愛好していたらしいが、お高くて・・・

あーそっか「シーザイドランデブー」も入っていたなあなどと思いつつ、テープは進行していく。CDと違って、すっ飛ばすのがめんどうだから、全曲ゆっくり聴けて、ちょうどいい。しかし、ポール・ロジャースは無いだろとか色々考えてみるけど、フレディーの後釜なんてどうせいないんだから、「グッドカンパニー」ならぬ「バッドカンパニー」でいいのかも?酔ってきたかな?

最後の最後にブライアンのギターで「ゴッドセーブザクイーン」が流れてくるまで、しばしクイーンの世界に身をゆだねよう。

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2005年11月23日 (水)

東急本店前のクリスマスツリー

DVC00004 うーん、今年は「青・白」が多いなあ・・・おしゃれな感じが受けてるのかも知れませんが、明るい色のツリーが何か懐かしいなあ。暗い世の中だから、却って暖色系のツリーで、明るい年を祈念したいものですけどねぇ。

今週の金曜日はアドベントの最初の日かな。母校のキャンパスでは、クリスマスツリーの点火祭が開催されます。夕方、日が落ちてから、チャペルの前で行われるので、毎年結構寒いのです。キャンドルを片手に白い息を吐きながら、賛美歌を歌うと不信心・不謹慎を絵に描いたような私でも、ちょっと心が温かくなる気がしました。色んなキリスト教系の大学で行われる行事なので、参加して見るとよいですよ。ちなみに青山は、ひとりひとりにキャンドルを配ってくれていました。確かハンドベルの演奏もあって、結構楽しめます。紅葉した銀杏並木もキレイですよ。恋人とふたりでぜひどうぞ!!

 青学の点火祭案内 http://www.aoyamagakuin.jp/rcenter/news/05110702.html

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2005年11月22日 (火)

11月22日は「いいふうふの日」!!

今日、11月22日は「いい夫婦」の日なんだそうです。そういえば、一年前に会社の同僚同士が結婚して、祝賀カラオケパーティを催したっけ・・・。あれからもう一年かと思うと、時が経つのは早いものだなあと思います。ここ2年くらいいろんなことがありましたが、やはり夫婦は一緒がいいですね。ミントとタンポポのハーブティーを飲みながらふと思いました。

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エルリック at 6号通り

DVC00001 またまた、幡ヶ谷方面からお送りします。実は、散歩でよくこの辺りに来るんです。ちょっと足を伸ばして不動通り商店街へも行ったりします。ここエルリックは、結構有名なお店ですよね。雑誌やテレビなんかでも紹介されています。カレーも名物なんですが、今日はこの季節しか食べれない「イタリアンモンブラン」。うーん絶妙なしっとり感。お皿にはココアパウダーでフォークが象ってあります。モンブランは、今期は今日が最終日。また来年おあいしましょう。

お店のページです。  http://www.elric.jp

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2005年11月21日 (月)

蛸虎 at 6号通り(幡ヶ谷)

DVC00003 幡ヶ谷の水道道路から6号通り商店街に入ったところにオープンした「蛸虎」。大阪からやってきたタコ焼き専門店です。ここの特長は国産の真蛸を使っていること。珍しい「素焼き」を食べてみました。ソースもしょうゆもついていません。お好みで一味唐辛子をかけてくれます。「ほーぉ」って感じ。確かに出汁の味はしっかり利いていて、このまま食べてもいけますが、もうちょっと外がカリカリで中がフワフワだといいなあ・・・。

中野の「蛸匠」(中野通りと早稲田通りの交差点近くにあります。関西系のお兄さんがやっていて、うまいです)に出会ったときのような、あるいは明石焼きをはじめて食べた時のような衝撃はありませんでした。

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2005年11月20日 (日)

マイルチャンピオンシップ

病気で療養中の大井のおとっつあんからメールが来て、マイルCSの馬券を頼まれた。終わってみればビックリ3連複が的中して、80倍近い穴馬券だ。さっそく月曜日に払い戻しして、見舞いに行く誰かにことづけてやろう。それとも勝負師のおとっつあんの事だから、次に転がすかな?

仕事なんかいいから早く馬を肴に、飲みに行きたいものだ。これだけ予想に集中できる気力が戻ってきたから、回復はすぐだろう。早く「香取屋」にでも行きましょうよ、おとっつあん。

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OB会

土曜日、大学時代の部活のOB会へ行ってきた。久しぶりのキャンパスや表参道。さすがに色んなところが変わっている。紀伊国屋が立替してるのは、全然知らなくてちょっとショック。さて、久しぶりに会う面々。男性はみんなそれなりにオヤジになってるんだけど、女性はあんまり変わってない感じがして不思議。大学の頃に比べてメイクの技術が上がったのかな?なんて失礼な考えは改めて、日々の努力の賜物だと思うことにします。でも2人の子どものお母さんには、とても見えない後輩もいましたよ。

色んな話で盛り上がって楽しい時間を過ごしました。特に学生の頃の力関係というか、役回りというか時間がたっても生きているものだなあと感心。久しぶりに再会しても、仕切りたがりは仕切るしって感じで、面白かったです。5年後の再会を楽しみにしています。みんな元気でね。

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2005年11月18日 (金)

クリスマスモード突入!!

xmas1 渋谷の井の頭線のガード下にクリスマスの電飾が・・・。そっかもうそういう時期なんだなあ・・・そういえば、母校のクリスマスツリーの点火祭ももうすぐだし、街はだんだんクリスマスモード。電飾を見てるとなんとなく心が浮き立ちますね。

12月。街では思い出したようにジョンの声。  「12月」 シオン

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ボージョレヌーボー

vin2 今日の午前0時に解禁を向かえたボージョレヌーボー。今年はまれに見る当たり年だそうで、さっそく飲んでみました。買ったのは、ボージョレヴィラージュヌーボー。ガーネットのような色調がいかにもワインらしいですね。お味は、おいしい!!の一言。やっぱり当たりですねぇ。ブルゴーニュではメルキュレとかが好みなのですが、ガメイ種もあなどれませんね。昔、センター街の「ワゴン・リ」というお店で、解禁日に会社の同期の友人(男!!)とボージョレを飲んだことをフト思い出しました。エゾジカのカルパッチョおいしかったなあ・・・

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2005年11月16日 (水)

「神紀行1」 江原啓之 

最近気になってるのが「オーラの泉」で美輪明宏と出演しているスピリチュアルカウンセラーの江原啓之。その江原さんが各地の神社をめぐり紹介するのが本書です。第一巻は伊勢、熊野、奈良。第2巻は出雲、広島、四国と続きます。

昔から神社ヒーリングには大変興味を持っていて比企理恵さんの神社ヒーリングの本なども読みましたが、この手の本は割りと本屋の端っこに地味においてあるんですが、江原さんのは渋谷のブックファーストで山積みになっていました。人気なんですねー。

これから神社ヒーリングを始める方には、おすすめの1冊です。

江原啓之さんのページ http://www.ehara-hiroyuki.com/index.php

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2005年11月14日 (月)

たちばな at 鍋屋横丁

DVC00001 近所の人形焼屋さん「たちばな」。ここの洋菓子がとってもおいしいのです。写真はモンブランとチーズケーキ。このチーズケーキが絶品でした。シュークリームも買ったときに、表面をバーナーで焼いてくれるし、どのケーキもおいしいです。鍋横にお立ち寄りの際はぜひどうぞ。

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2005年11月13日 (日)

マミドバーガー at 渋谷駅前

mamido2 ホカホカの最新情報です。渋谷駅ハチ公前の交差点、マイアミの並びにオープンした「マミドバーガー」。「うん?テイクアウトのハンバーガー屋?」と思ったらこれがなんとバーガーにそっくりなスィーツのお店でした。

メニューは「マミドバーガー」「フライフィッシュバーガー」「フライドポテト」と姿形はバーガーそっくり。夜8時過ぎにもかかわらず行列が出来るほど・・・

さっそく購入してトライ!!写真はマミドバーガーとフライドポテトです。フライドポテトは食感もそっくり!!でも甘い。ポテトじゃなくてフレンチトーストみたいです。付属のケチャップをつけて食べると、本当にフライドポテトみたいです。(甘いけど)

mamido そして、バーガー。スポンジケーキにチョコクリームとケチャップに見立てたラズベリーソース。こちらもちょっと見はまさにハンバーガー。パンケーキがしっとりしておいしいです。チョコとラズベリーは、普通だなぁ。冷やして食べたほうがおいしいと思います。これからブレイクしそうなので、お早めに。

http://www.mamido.jp/site/

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チャンポン at 渋谷中央軒

men 九州出身の私にとって、チャンポンは身近な麺。私の地元の福岡でも中華料理屋のメニューにはほぼ載ってるし、簡単な食堂なんかでも普通に出しています。家で焼きそばを作るときもチャンポン玉を買ってきて作っていました。こちらでは、スープつきの麺しか売られていなくて残念です。(しかも高いし)モダン焼きなんかには、最適なんですけど・・・

月に一回くらい無性に食べたくなるので、そんなときは渋谷道玄坂の上のほうにある中央軒へ。チャンポンの真ん中に生卵を落として出してくれます。

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2005年11月11日 (金)

開花屋 at 神泉

sasimi 道玄坂から山手通りへ向かう小道。魅力的なお店が一杯ありますが、その中でもいつも大勢のお客さんで賑っているのがこのお店。お魚料理が中心ですが、洋風のメニューが多数あり、お腹も満足。写真のお作りは、いかと桜えびが超美味でした。あとはいかの丸焼きにライスをつめてトマトソースをからめたものや、タラの白子のゴルゴンゾーラグラタン(!)、神戸牛の握りなどもあります。ゴハンものも充実していますが、仕上げは砦まで歩いて、とんこつラーメンでしめれば、あなたも立派な博多っ子^^\

開花屋 03-3770-0878 http://www.kaikaya.com/

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2005年11月10日 (木)

「ラストホープ」 浅暮三文

いわゆるコメディタッチのクライムノヴェル。釣具店を経営する元宝石泥棒のコンビの元へ、不思議な依頼ファックスが届く。「病床の父のために多摩川の尺山女魚が欲しい。一匹2万円で買い取ります。」という内容。半信半疑のふたりが、指定された取引の場所へ行くと・・・あれよあれよという間に様々な騒動が起こり、物語は意外な結末へ・・・。

うーん。ミステリー好きとしては、ちょっと不満が残るかなあ・・・。でも釣り好きの方にはおすすめ。って私フライはよくわからんけど・・・ちなみに「ラストホープ」っていうのも、フライの名前らしいです。

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2005年11月 9日 (水)

酉の市 at 御嶽神社

sha 今日は酉の市。渋谷宮益坂の中ほどにある御嶽神社へ行ってきました。このお宮は学生の頃から何度も訪れていますが、数十段の石段を登っただけで、渋谷の街中とは思えないほど、清浄な空気の境内。まるで天空の上お宮に来たようです。

今日はさすがに賑やかな境内。数は多くはありませんが、何軒かの熊手屋さんが出ていて、威勢の良い呼び声を上げていました。私にとって、酉の市は冬の始まり。今年は二の酉までなので、寒さは厳しくなさそう。そして、府中のオーラス、ジャパンカップが終わると、完全に冬モードです。神社好き&競馬ファンならではの奇妙な季節感でしょ?でも年中行事って、大切ですね。

tori

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閉店後のカレー屋

curry 閉店後のカレー屋の店内です。え、それが何かって?いやただそれだけですけど・・・。ちょっと珍しいでしょ?渋谷のサムラートにて。

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2005年11月 7日 (月)

レストラン ひらまつ

広尾のレストラン「ひらまつ」。11年前にここで結婚式を挙げました。その日は季節はずれの大雨。そして、昨日も同じようにこの季節としては珍しい激しい雨。窓の外の緑が映えて、当時を思い出しました。年に一度の記念日には、ここで食事をしています。昨年は妻の病気で来られなくて、2年ぶり。いつものようにマダムが笑顔で出迎えてくれます。1階と地下は画廊になっていて、地下で挙式をしたんですよねー。3階の食堂へ昇る階段にはいつに変わらぬシャガールの絵。そして私のテーブルの後ろには大きな花瓶があり、美しい百合の花が・・・そういえば、結婚式の時には、友人がたくさんのバラの花を車で仕入れに行ってくれました。

さて、ディナーのはじまりです。乾杯はシャンパンで・・・メインは小鳩を選びました。ワインはサンテミリオンのグランクリュを・・・これが、抜群に具合が良い。カベルネフランの方じゃなくて、メルローが主体のタイプ。豊かな香りが口中に広がります。状態が良いんでしょうね。ソムリエの方の技量に感謝です。さて、長い旅路のはじまりは、季節を盛り込んだ一品。大好きなセップ茸とクリや次郎柿と色とりどりの野菜の盛り合わせ。彩りが非常に美しいです。2皿目のオマール蝦とレタスのソースも印象的。本当にタタキかと思うほど、かるーく火を通したオマールがプリプリで、しかも量もたっぷり。一生分食べたかも。メインの鳩はキドニーと血のソース。これがやみつき。ワインはもっと重たいものでもよかったかなあ・・・あんまり飲む機会の無いアランブリュモンなんかでもよかったかも・・・。

チーズも楽しい体験です。非常に状態の良いチーズが豊富に揃っています。色々迷ったけれどやはりロックフォールとソーテルヌ。この相性は捨てがたい。食後の中国茶も意外だったけど楽しめました。

料理の味はもちろん最高だけれど、楽しい発見がたくさんあり、ホスピタリティあふれるスタッフがいてこそ、食の冒険旅行を楽しめるんだなあと、いつもながらに感じました。また、来年もふたりで楽しめますように・・・

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2005年11月 6日 (日)

ジューサーバーat西国分寺

juice 西国分寺駅の武蔵野線のホームにある「ジューサーバー」。いつも東京競馬場からの帰りには、ここに寄っておいしい生ジュースを一杯。生しぼりグレープフルーツは、その場で生のグレープフルーツを絞ってくれます。ハチミツと氷はお好みで・・・鉄火場の激戦を癒してくれるやさしい味です。

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2005年11月 3日 (木)

古今茶籍

渋谷と言っても、東大のすぐ近く、富ヶ谷の山手通り沿いにある中国茶のお店です。お茶の販売をしているお店ですが、店内で喫茶もできます。私が行ったのは月曜日の昼下がり、他にお客もなくおねえさんが色々相手をしてくれました。いただいたのは、新茶の鉄観音。焙煎も発酵も軽いタイプで、色も薄い。頭が冴える感じのクリーンな香りでした。それにしてもこの店、時間さえ許せば、何煎でも淹れてくれます。そしてお茶の香りと味の変化を楽しむことができます。お値段も手ごろなものから、高級なものまで揃っていますし、とにかく何でも相談にのってくれます。お茶の本もたくさんあるので、本でも読みながらのんびり喫茶を楽しめます。

営業時間や営業日は不定なので要TEL。 古今茶籍 03-5478-1428 http://kokonchaseki.com/top.html

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2005年11月 2日 (水)

グレアムグリーン「二十一の短篇」

ハヤカワepi文庫から、グレアムグリーンセレクションが刊行されている。グリーンの作品は「第三の男」と「情事の終わり」を読んだことがあり、好きな作家のひとり。「第三の男」は映画も良かった。けっしてサラリと読めるような作品ではない。けれど小説を読む楽しみを充分に満足させてくれる作品だ。

本編はタイトルどおりの短編集。いずれも深い味わいのものばかり。特にお気に入りを紹介すると・・・

「ブルーフィルム」ベトナムへ妻と旅行に行った男が、いわゆる裏物の映画を見に行く。そこで思いがけず、昔、自分が当時の恋人と出演したブルーフィルムを見るハメになる・・・。

「淫売を愛するなんて、そんなことは誰にもできないことよ」

「いや、できるさ。そこのところは誤解しないでもらいたいね」

「列に並んで順番を待っても」

「いやな言い方をするね」とカーターは言った。

「で、彼女はどうなったの?」

「消えてしまった。彼女たちはいつも消えちまうのさ」

その他にも、サスペンスありスリラーあり、多彩な短編集。秋の夜長におすすめです。

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森の薪能

10月31日新宿御苑で行われた「森の薪能」へ行ってきました。4時50分頃に新宿門に着く。そこからは、薄暗くなりはじめた森の中をたどって、能舞台の設営された場所へ向かう。門から5分くらい歩くと、能舞台がある広場に到着。そこはもう観客で一杯。開場前からならぶべきだったかな?でも後の席でも野外の気楽さで、楽しい。テントが出ていておでんやお酒が売られていた。秋の夜のイベントだから暖かいものが、人気みたい。

さて能を見るのは、はじめての経験。最初の演目は「翁」。三番叟の狂言方は野村万斎。五穀豊穣を願い舞台上に暖かな春が来たよう。それにしても囃子方が素晴しいこと。音楽を聴いているだけでも、楽しい。素晴しい技量で、(恐らく最高レベルの人たちでしょうが)仕舞とドラマを引っ張ってゆく。音楽と舞いとセリフとドラマの一体感は、ミュージカルなどの比ではない。狂言をはさんだ後の「羽衣」の天人の舞いの場面では、体でリズムをとってしまうほど・・・。特に「カーン」と響く大鼓は印象に残った。

来週にでもまた見たいという感じ。席が遠かったのと仕舞についてはまったくの素人なので、あしさばきとか型が良くわからなかったけれど、それを抜きにしても充分楽しめます。

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