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2006年4月17日 (月)

「タマスターラー」タニス・リー

耽美的な作風で知られるタニスリー。本書はインドを舞台にしたファンタジーです。

今までタニスの作品は「ゴルゴン」と「白馬の王子」を読みましたが、ファンタジーでは好きな作家のひとりです。「タマスターラー」は、インドを舞台に、現在から過去未来と時空を超えた物語が展開されます。インドが舞台のせいか、輪廻転生など微妙にクロスする「ふたつの生」を扱った物語が印象に残りました。

中で一番印象に残ったのは、連作の最後を飾る表題作「タマスターラー」。これは、輪廻転生の物語。よく言われる「カルマ」の概念がわかりやすく解説されていますが、クシャトリヤ(戦士階級)は転生してもクシャトリヤというのは、東洋人の私から見ると「業」を感じさせます。

「運命の手」は、別々の生を生きる同じ魂の物語。魅力的なプロットですが、途中の展開や結末はホントに意外で、先が読めません。華麗な筆で描き出される物語は、人生の無常を感じさせます。

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コメント

very amazing. good

投稿: Sehat | 2016年4月19日 (火) 22時05分

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