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2006年9月14日 (木)

「オイディプス王」 ソポクレス

正に血の宿命を感じさせる名作中の名作悲劇。「エディプスコンプレックス」は、世の男性全員にかけられた呪いなのか?

世界文学のたびは、旅人(海鳥本人)の仕事が忙しいにも関わらず意外と順調に進んでいます。

紀元前5世紀のアテナイ最盛期に活動した悲劇作家のソポクレスの代表作で、作品を読んだことがなくても「エディプスコンプレックス」という言葉は聞いたことがある人は多いでしょう。男の子は無意識の中で自分の母親を我が物にしたい欲望を持っているというアレです。

物語は、テバイの王オイディプスが、先王の殺害犯人の探索を命じることから始まります。この作品は悲劇つまり戯曲の形式をとっているので、登場人物のセリフと合唱隊(コロス)による歌で進行していきます。不吉な予言の謎解きが、張り詰めた緊張感の中で、刻々と進んでいく様は圧巻です。しかも真実の暴露は、もっぱらオイディプスの疑念を晴らそうとする周囲の人物達の善意によって引き起こされるところも、皮肉というかこの悲劇のすぐれた点でしょう。

ハーバード大学でセリフも古代ギリシア語をもちいて、完全な復元上演が行われたことがあるそうですが、非常に好評だったようです。セリフは日本語で構わないので、合唱つきの舞台でみてみたいものですね。

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