« 一夜漬け | トップページ | きざみうどん at 四国屋 in 新中野 »

2006年10月 5日 (木)

ギリシア詩文抄  北嶋美雪編訳

サッポオを読んでみたくて・・・。レスポス島生まれで、文学史上に燦然と輝く女流詩人。「レズビアン」の語源にもなった人ですね。

月は入り  昴も落ちて  夜はいまや丑三つどき  時は刻み 過ぎ行くも  われはただ 独りし眠る

夕星よ  光をもたらす暁が  散らせしものを  そなたはみなつれ戻す  羊をかえし  山羊をかえし  母のもとに子をつれかえす

もっと奔放なイメージがあったのですが、意外に理知的な印象を受けました。本邦の額田王よりは、芯が強く男性的ですが、視点は女性らしく、やさしさを感じます。

編者は、プラトンの研究者で、プラトンの引用が多いのですが、真理の探究へのあくなく追求を感じました。同時代のヘシオドスやアリストテレスに比べても、その姿勢は深いものがあるようですね。

|

« 一夜漬け | トップページ | きざみうどん at 四国屋 in 新中野 »

「世界文学のたび」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/129725/12154888

この記事へのトラックバック一覧です: ギリシア詩文抄  北嶋美雪編訳:

« 一夜漬け | トップページ | きざみうどん at 四国屋 in 新中野 »