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2007年2月27日 (火)

「イエス伝 マルコ伝による」 矢内原忠雄

イエスの生涯に初めて触れたのは、大学1年の時の夏休みのレポートで読んだ遠藤周作の「私のイエス」という本ででした。そこには抹香くさい厳かなイエスではなく、世界の変革のために情熱的に生き抜くイエスの姿が描かれていました。

この矢内原さんのイエス伝にも生き生きとした人間イエスの姿が描かれています。海のように広い愛と炎のような情熱を湛えて、孤独な一生を走る抜けていったイエス。それまで個人的、相対的な感覚だった「愛」を人類普遍の概念に昇華させた人物という捉え方は、あるいは飛躍に過ぎるでしょうか?イエス以前の世界に「私はこの世界を愛している」などと言う人はいなかったのではないでしょうか?

本の中に活写されたイエスの姿に導かれて、思索は遥かな彼方にまで及んでいきます。

角川ソフィア文庫

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