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2007年10月 8日 (月)

「工場萌えな日々」

いやー、「工場萌え」買っちゃいました。廃墟ブームはしばらく前から続いていることは、知っていましたが、「コンビナート愛好者」の群れに出会えるとは・・・。

私の年代あたりからちょい上くらいの人々には、「ブレードランナー」や「未来世紀ブラジル」に触発され、ゼルダの「うめたて」や「無人号地357」を聞いてお台場や夜光ツアーに出かけた人がいると思います。(かくいう私もそのひとり)「ウメタテチスト」という言葉があったりしました。今の若い人々の間でもそういうムーブメントがあるのは、うれしい限りです。

お台場は、いまやすっかり観光スポットになってしまいました。昔は「船の科学館」以外は何もなくて、夕暮れには野犬の遠吠えが聞こえました。故郷の北九州の工業地帯を見て育った私には、夜も光輝く工場群は、原風景でもあるんです。でも、八幡製鉄の溶鉱炉も今はありません。人間が作ったハズなのに、人間の存在を圧倒して夜も動き続けるコンビナート群。それらは、過ぎ去った高度経済成長時代の日々の名残りなのかも知れません。

「工場萌え」は、本当に工場好きなら「萌え萌え」な写真と工場鑑賞ガイドもついて、初心者から、私のようなブランク○十年というオールドファンまで楽しめるすぐれもの。渋谷のブックファーストで、この手の写真集の特集が開催されていて、工場から廃墟、鉄塔など色んな本が並んでいたけど、この「工場萌え」が一番愛を感じましたよ。大興奮の後、即決してレジに並んだら、一緒に居たカミさんから変態呼ばわりされました。やっぱりウメタテチストにしか解らん感覚かなあ・・・。

私のお気に入りは写真集でも紹介されていた、徳山の静かなるコンビナートと尾道水道の日立造船のドッグです。基本的には、狭い海峡との組み合わせが最高のポイントですね。瀬戸内海を夜行のフェリーで旅すると島影と町の灯とコンビナートの灯りで、時間が経つのを忘れてしまいます。あと「赤いキリンの群れ」(ガントリークレーンと呼ぶのを初めて知りました)も「萌え」のポイント。ゆったりたゆたう東京湾越しに見えるキリンの群れは、幻想的ですらありますね。

久しぶりにゼルダの「カルナヴァル」を引っ張り出してきて、聞いてしまいました。バブルとその後の不況の波は、「飯場・団地・工場」を確実に洗い流してしまったようですね。

「工場萌えな日々」ブログ

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