戦いすんで日が暮れて・・・ 今年の府中開催の終わりに
今年の府中開催が終わりました。
激闘のあとの静寂が、武蔵野丘陵を満たします。
この季節のつるべ落としのように暮れて行く府中の風景が大好きです。
たくさんの夢や希望や欲望や情熱の砕け散ったカケラがスタンドのあちこちに落ちています。
今日は、ウォッカは頑張ったと思います。スタートが良すぎて、枠を考えると行くしかなかった。そうとうなだめるのに苦労をしていましたね。前には、グランプリホースのマツリダゴッホもいて、仕掛けのタイミングも難しかったと思います。最後マツリダゴッホを競り落としたところで、力尽きました。
勝ったスクリーンヒーローは正直ノーマークでした。アルゼンチンを53キで勝った、まだ先のある馬という認識しかなかった。枠も鞍上がミルコだったこともレースの流れもすべてがこの馬に向いたということだったのでしょう。勝つときはそんなものです。府中の2400に紛れはありません。「勝者には何もやるな」という言葉は、新しく生まれたチャンピオンには、とてもふさわしい言葉だと思います。彼には、輝かしい未来が待っています。
ディープスカイもまた、勲章を手に入れることはできませんでした。有馬に行くのかな?今日のマツリダゴッホのレースぶりは、充実を感じさせるものだったので、このディフェンディングチャンプ、ミスター中山を倒すのは容易ではありませんよ?
色々と考えるとマツリダゴッホの参戦っていうのは、今回大きかったですね。また、オーケンブルースリは、こんなに強い相手と初めて戦って、そのレベルを肌で感じたことでしょう。グランプリでは苦しいでしょうが、来年大きく飛躍して欲しいものです。
夕闇の中を門へ急ぐ人たち・・・。
今年もありがとう!!来年も東京新聞杯で再会しましょう。さようなら。
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