カテゴリー「今日の1曲」の27件の記事

2014年8月31日 (日)

夏の終わりの空の色

今日は豊島園の庭の湯へ行ってのんびり。

露天風呂から見上げると
空がいつの間にか、ずいぶん高い。

薄い雲がいくつか浮かんでいて、
正に絵に描いたような「夏の終わりの空」

露天風呂は、いろんなこと考えられて大好きです。

普段の生活で空って見上げないですものね。

♪いつか素敵な朝がくる  夏の終わりの空のような♪  

                        「All Night Long」 The ROOSTERS

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2014年1月 3日 (金)

「カナリア諸島にて」 大瀧詠一さんを偲んで・・・

「君は天然色」に出会ったのは、中学に入った頃だろうか?
とにかく痺れた。
パームツリーが並ぶアメリカ西海岸の音楽を
いきなりスムーズに日本語で歌ってくれたのだ。この人は。
しかも向こうのコピーではなく、オリジナリティに溢れたキャッチーなメロディーに乗せて・・・。
それ以来30年以上、「A LONG VACATION」は愛聴している。
特に「カナリア諸島にて」が大好きで、「君は天然色」、「Velvet Motel」からの3曲を繰り返し聴きすぎて、友達からダビングしてもらった最初のカセットテープは伸びてしまった。

モルディブ(おい!カナリア諸島ちゃうんか!! 予算と時間の関係で・・・)の水上コテージでは、海に沈む素晴らしい夕陽を眺めながら、初めてパソコンで自分で焼いたCDで、山下達郎の「Ride On Time」と共に「君は天然色」と「カナリア諸島にて」を繰り返し聞いた。

今もウォークマンに、「A LONG VACATION」と「NIAGARA TRIANGLE Vol2」はずっと入りっぱなし。

ずっとずっと、僕にとって、夏=夏休み=海=自由の象徴であり続ける曲たち。

日本でカナリア諸島の認知度が高いのは、間違いなく大瀧詠一(とちょっと城彰二)のおかげである。
いやいや、大瀧詠一がいなかったら、佐野元春もミスチルも出現しないんだし、そもそもJ-POPなんてジャンル成立してないでしょ?!
ラジオ番組も面白かったし、「うなずきマーチ」も「イエローサブマリン音頭」も素晴らしかったなあ・・・。
ああ、2020年の東京オリンピックの「新東京五輪音頭」は間違いなく大滝さんで決まり!!だったのに・・・。

私みたいな面識もない一個人が言うのは変なんですが、本当に、私たちを導いて下さりありがとうございました。私たちが一番感情を表現しやすい日本語でポップスを歌う、その大地を切り開いてくれた、本当に感謝しても、し切れないくらいです。
これからは、どうか本当のA LONG VACATIONを満喫してください。

薄く切ったオレンジを アイスティーに浮かべて
海に向いたテラスで ペンだけ滑らす
夏の影が 砂浜を急ぎ足に横切ると
生きる事も 爽やかに見えてくるから 不思議だ

「カナリア諸島にて 大瀧詠一」

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2013年10月26日 (土)

自由

今日の名言

「汚ねぇこの世界で 一番きれいなもの それは俺の自由!!自由!!自由!!」

 

                       ―「自由」RCサクセション

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2012年9月28日 (金)

Sunny(サニー)

サニーと言っても日産の車ではありません。

ボビー・ヘブという黒人シンガーが作った名曲「サニー」。内容は亡くなったお兄さんへの想いを歌ったものですが、一見ラブソングのような歌詞です。

さて、このサニー本当に世界中で色んなアーティストにカバーされています。

私が初めて「サニー」と出会ったのは、小学生の頃。伯父貴の車のカーステレオに入っていたカセットテープが最初でした。小学生に英語の歌など理解できないはずなのに、なんとなく刷り込まれてしまいました。で、次の日には、でたらめな英語の歌詞で口づさんでいる自分に気づきました。哀感を帯びたメロディーが心のどこかに突き刺さったんでしょうね。

ソウル・ディスコ風のアレンジと聞いた時期から、ボニーMのバージョンかな?と思うのですが、それにしてはもう少し軽くてサラリとしていたような気がして、あるいは、ボニーMのものを日本人がカバーしたとか、そんな感じだったかも知れませんが、その時聞いた「サニー」が誰のものだったか、未だに解りません。

とまあ、とにかく大勢のアーティストがカバーしていて、多くの人が耳にしたことがある名曲ですが、私も1枚全部違う人が歌う「サニー」のカバーというアルバム「SUNNY PART2」というのを持っていて、愛聴盤です。(ちなみにPART1も出ていますが、入手出来ていません。)

この「SUNNY PART2」には、17アーティストによる「サニー」が入っているのですが、一番長いのは、Brother Jack McDuff & David Newmanのインストゥルメンタル曲の6:37、一番短いのは、Paul Kuhnのこれもインスト曲の2:00。面白いですね。個人的にはマービン・ゲイのが好きです。エラ・フィッツジェラルドはさすが!!の貫禄です。(ボニーMとボビー・ヘブのは入っていません)

私が子供のころに聞いた「サニー」は誰が歌っていたのでしょうか?「サニー」探しの旅は一生続きそうです。

参考に色んなサニーを集めたページを紹介します。

http://tora3hime.ti-da.net/e3293383.html
ここではボビー・ヘブのオリジナルが聞けます。

http://matome.naver.jp/odai/2128131787062905801
奥田民生もカバーしてたの?リンク切れもあるけど、色んなサニーが聞けます。平山三紀のがグッドですね。

http://www.geocities.jp/porepore4989/disc/translation/25-sunny.html
訳詞と原曲のストーリが読めます。

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2012年9月20日 (木)

A HARDDAY'S NIGHT

もーお!!今日も午前様。しかも一滴も飲んでないし!!
いつまで続く繁忙期。

気分転換には音楽です。
ゆったり湯船に浸かりながら、防滴CDプレイヤーで聞くビートルズ。
安物のプレイヤーだからちゃちな音ですが、意外と味がある。

「今日もハードな一日だった。犬みたいに働いたから、丸太のようにぐっすり眠りたい」
印象的なギターのコードで始まるこの曲は、殺人的なスケジュールを送っていたビートルズのメンバーの心の叫びのよう。
この「ハードデイズナイト」もそうだけど、子供のころに真剣に聞いたアルバムって、歌ってみると歌詞とか(しかも英語なのに)覚えていて歌えちゃったりする。

そういえば、高校生のころ出演してたライブハウスが「ハードデイズナイト」って店でした。懐かしいなあ・・・。

おやすみなさい!!明日こそ早く家に帰りたい。

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2012年9月16日 (日)

LET'S GROOVE!!

仕事が立て込んでくると、まず、食事と睡眠が犠牲になります。
帰りが遅いとつい外食をしたり、簡単にすませたり・・・。
そして、睡眠時間が短くなって・・・という悪循環。
気分もイマイチ乗ってきません。

そんなとき私にとっての一番の処方箋は、音楽です。

朝出勤時に、エナジー溢れる曲を聴きながら会社へ向かうと、
自然と元気が出てきます。

アース・ウインド&ファイアーの「LET'S GROOVE」は、初めて中学生の時に聞いて、脳みそがひっくりかえるくらいの衝撃を受けた曲。
間違いなく、この曲と出会って、私の人生は変わったと思います。
当時の私が聞いていた曲と比べて、「銀河系の中心でヒットしている曲」と思ったくらい異次元の魅力に溢れていました。

本当にパワーとグルーヴに溢れ、それでいてソフィスティケートされ、クール。
1981年発売の「天空の女神」というアルバムに収められていますが、
現在でもクラブでキラーチューンとしてプレイされるほど、
若い世代にも受け入れられる不朽の名作です。

アースと言えば、今ヒット中の映画「最強のふたり」にこれも大ヒットナンバー「セプテンバー」が使われていますね。

他にもアップルのCMやドラマの挿入歌などに、「シャイニングスター」や「宇宙のファンタジー」が使われたり、やはり現代でも十分通用する魅力があるんでしょうね。

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2009年5月 3日 (日)

今日の1曲 「BLUE」 RCサクセション

RCを聞いたことが無い人たちには、パブリックイメージからはほど遠いアルバムという印象を与えるかも知れない。でも、オイラにとっては、心の名盤だ。

とにかく今日は「まぼろし」を一人で繰り返し聴いていたくてたまらない気分だ。「僕の理解者は行ってしまった もうずいぶん前の忘れそうなことさ」清志郎はいつだって、犬のようにうろついていた若い頃の気分を忘れずに、僕たちに語りかけてくれた。誰かを愛したくて、誰かに愛されたくてたまらない気持ちをヘンに美しく飾り立てたりしないで、歌ってくれた。「みんな、愛し合ってるかーい?」

1曲目の「ロックンロールショー」は、最初に書いた誤解されてるRCのイメージに近いかな?骨太のドライブギターに重たいバスドラムがズシリと響くナンバー。正にロックショーの幕開けだ。

「Johnny Blue」最強の2曲目。ロックショーからのメドレーっぽい繋がりが素晴しい。アルバムの2曲目ってすごく重要だと思うけど、自分の中では、ベストオブ2曲目の上位に入る曲。古井戸の「のんだくれジョニー」のブルージーな感じとはまた違うポップな仕上がり。ギターのリフとキーボードが印象的だ。清志郎のボーカルも良い。

そういえば、上京したての頃に「多摩蘭坂」へ行ったっけ。オイラと同じような若者の落書きが残ってた。「キヨシロー!!来たぜ!!」

「チャンスは今夜」はオイラの弟と中学時代の友人中村が大好きだった曲。ヤツラも今日今頃これを聴いてるかも知れないね。

「よそ者」は、泣かせるブルース。この曲をドラマチックに歌いきってしまう清志郎は、やはり只者ではない。「煙るーみーなとーまちー」

「あの娘のレター」も大好きな曲。なんでお別れの曲が多いのかな、このアルバム。ただでさえ「退屈なこの国」が、清志郎がいなくなったことによって、もっとくだらない国になっちまうのが、悲しい。レコード発売の時の帯に書かれていたコピーが、「退屈なこの国にニューアルバムが届く」っていうものだった記憶があるけど、もう清志郎のニューアルバムを聴く事はできなくなってしまった。だけどあれだけライブを愛した彼が、歌わなくなるなんてあるわけがない。彼の歌声は日本中で永遠に鳴り響き続ける。清志郎は、きっと明日もどっかの街でイカレタ音を出し、歌っているに違いない。

♪明日はどの街 どのツラさげて うたう のんだくれジョニー♪

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2009年4月27日 (月)

シフォン主義 相対性理論

個人的には日本の音楽でこんなショックを受けたのは、パパイヤパラノイアの「踊らにゃソン!」以来かも・・・。ひょっとするとシュガーキューブスを初めて聞いたときもこんな感じを受けたかも・・・・。(どっちも1985年の話になってしまいますが・・・)

とにかくパンキッシュなカッチョいいギターサウンドに、アンバランスな女性ボーカル。一見平板な歌に聞こえるんだけど意外とニュアンスも豊かで、聞きほれてしまいました。

個人的にはベストは3曲目の「夏の黄金比」かな。オープニングのギターが泣かせるし、リフもカッコイイ。ボーカルも非常にいい感じだし、詩の世界観とバランスもいいね。正に黄金比。こりゃ冗談抜きで日本のロック史上に残る佳曲だよ絶対。

1曲目の「スマトラ警備隊」2曲目の「LOVEずっきゅん」もスキが無い仕上がり。特にスマトラは、何故かシュガーキューブスが頭に浮かんでしまう。ひょっとしたらこのボーカルのやくしまるえつこさんは、10年くらいしたら世界の歌姫になっているかも知れませんよ。だって、シュガーキューブスの「モータークラッシュ」とか聞いて、ビョークの現在の姿を想像した人誰もいなかったでしょ?

で、期待しまくりで2枚目聞いたらちょっと残念。こっちにいっちゃうかって感じ。私は個人的には一枚目のサウンドにこだわって欲しかったなあ・・・。まあ、これはこれで何故かローザルクセンブルグを想起しちゃうんだけど何故かな?

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2008年7月22日 (火)

今日の1曲 「ボクたちのうた」 Sotte Bosse

今日のというよりは、最近のお気に入り。というか本当に大好きな歌に出会ってしまったというか。

スケールの大きなイントロが、何か不思議な予感をさせる。いつもながらナカムラヒロシの日本語は、シンプルで言葉を過たない。普段の生活で使っている普通の生きた言葉を吟味して磨き上げて使う。

Canaちゃんの日本語も見事だ。だけどこの歌詞とメロディーにそぐわないただよってくる終末観はなんだろう。ひょっとしたら世界は明日終わってしまうかもしれないけど、それでもボクたちは、しあわせを、よろこびを、愛を、ボクたちのうたを歌い続ける。そして、ボクたちは決して一人じゃない。この歌でみんなと繋がっている。Canaちゃんの歌声に乗って、ボクたちの思いはひとつになってゆく。

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2008年2月 9日 (土)

今日の1曲 「Snowfield」 FreeTEMPO

Cafeaperitivo3 東京は今年に入って3度目の雪。今は止んだようですが、やはり冬は冬で雪も降ったほうが季節感があり、楽しいですよね。

そんな雪の夜には、大好きなFreeTEMPOのナンバーの中でも個人的に一番好きなこの曲を。

本当は夜の間に知らないうちに雪が降って、朝起きたら一面の銀世界だったりとか、昼間に曇天の空から綿毛のような雪が無数に降ってきて、あっという間に、地面を覆いつくしたりとか、そんな情景の曲なんだろうけど。

イントロから鈴の音が効果的に使われているのと、ちょっとくぐもったナチュラルなベースの音が、清廉な中に温もりを感じさせてくれます。秀逸なチューンです。

FreeTEMPOのオリジナルアルバムには、収録されてなくて、コンピレーションアルバム「CAFE aperitivo3」に入っています。

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